貨物自動車運送事業におけるトラックとは、何をいうのですか?

 

以前、「有償で自動車を使用して貨物を運送する事業!貨物自動車運送事業とは?」において貨物自動車運送業の定義を解説いたしました。

基本的には、「自動車を使用して貨物を有償で運送」する事業を貨物自動車運送事業といいます。

 

さらに、一般貨物自動車運送事業は、以下のように具体的に定義されています。

 

他人の需要に応じ、有償で自動車(三輪以上の軽自動車および二輪の自動車を除く)を使用して貨物を運送する事業で、特定貨物自動車運送事業以外のものをいいます(貨物自動車運送事業法第2条の2)。

 

なお、「三輪以上の軽自動車および二輪の自動車」において貨物自動車運送事業を行うものを「貨物軽自動車運送事業」といいます。

 

さて、この貨物自動車運送事業で使用する自動車を「トラック」といいますが、具体的にどのようなものがトラックに該当するのでしょうか?

 

本日は、貨物自動車運送事業条の「トラック」について解説をしたいと思います。

 

貨物自動車運送事業におけるトラック

 

一般的にトラックといえば、運転席および助手席と荷台が別になっている車両を思い浮かべると感じます。

 

ただし、貨物自動車運送事業における「トラック」は、車検証上の用途に「貨物」となっているものをいいます。

 

そのため、ハイエースなどのワンボックスタイプのものであったり、プロボックスのような乗用車タイプのものでも、この場合「トラック」に該当します。

 

そのため、ハイエースやプロボックスで貨物自動車運送事業を行う場合は、一般貨物自動車運送事業の許可が基本的に必要になります。

 

まとめとして

 

以前、「一般貨物自動車運送事業許可の5つの要件の1つ!人の要件とは?」において、「③運行管理者の確保または確保予定」について書いたところで「トラックの台数29台までは1人以上、以降30台増えるごとに1人以上追加するように定められています。」と説明しました。

 

このトラックとは、貨物自動車運送事業に使用する車検証上の用途に「貨物」になっている事業用自動車をいいます。

 

そのため、一般的な箱型や平ボディ、ダンプなどではないことをご留意ください。

 

このように許認可上の表現や法律上の表現と一般的な表現が異なることは、しばしばあります。産業廃棄物収集運搬業の許可なども、「施設」という表現で車両を表したりします。 誤解による損失を防ぐためにも、専門の行政書士をご活用ください。