産業廃棄物収集運搬業許可の5つの要件とは④?

 

前回に引続き、産業廃棄物収集運搬業許可を受けるための5つの要件について解説します。

 

許可を受けるためには、以下の5つの要件を全て満たす必要があります。

 

講習会を受講していること
経済的基礎を有していること
適法かつ適切な事業計画を整えていること
収集運搬のための施設(車輌等)があること
欠格条項に該当しないこと

 

さて、本日はこの中の④収集運搬に必要な施設(車輌等)があることについて解説してみたいと思います。その他の要件については、次回以降の記事で解説します。

 

収集運搬に必要な施設(車輌等)があること

 

産業廃棄物が飛散、流出したり、悪臭が漏れたりしないような運搬車、運搬船、運搬容器その他の運搬施設を有している必要があります。

 

申請の際には、それぞれの写真や、自動車検査証の写し(使用する全車両分)船舶の使用権原を証明する書類(船舶を使用する場合:船舶検査証書、傭船契約書等)、運搬容器は指定の容器を使用することが必要になります。

 

収集運搬業許可(積替え保管なし)における施設とは、運搬車輌、運搬船舶、運搬容器が主に該当します。収集運搬業許可(積替え保管あり)における施設とは、その他に保管場所が含まれます。

 

まとめとして

 

建設業許可を取得された方が、元請等の業者より産業廃棄物収集運搬業許可の取得を促された場合、収集運搬業許可(積替え保管なし)を取得するケースが一番多いです。

 

この場合、必要な施設といえば運搬車輌、運搬船舶、運搬容器のことをいいます。よく施設という言葉から、処分施設や業務用の事務所などの不動産を連想される方が多いと思います。

 

しかし、廃棄物処理法上の許可では、自動車や船舶、容器などの動産も含むことになります。

 

新たに許可を取得することを検討されている方は、ご注意ください。